トルコリラとドル円相場

トルコリラに投資をしている人にとっては、昨年の後半以来ずっとさえない動きが続いていると言えますが、この状況はもっと詳しく分析してみる必要があるかもしれません。それでは、どのように分析するのかと言いますと、我々が見ている円ベースでのトルコリラの評価を、米ドル・ベースでのトルコリラ評価と、円ベースでの米ドル評価に分けて分析してみるのです。

そうしますと、米ドル・ベースでのトルコリラ評価はそれほど下がっていないのだということが判ります。


すなわち、我々が昨年の後半以来ずっと下がり続けていると思っていたトルコリラ相場は、実はトルコ・リラの価値が下落しているのではなく、米ドルに対する日本円の価値が上昇していることが原点であったのです。



考えてみますと、昨年の前半は1ドルが120円近くもあったのに、今では1ドルが100円近くにまで円高状態となっているわけです。

様々な分野の産経デジタルに出会えて満足です。

それでは、その原因は何だったのかと言いますと、原油価格の暴落が一番大きな要因であったと言えるでしょう。

そして、このような原油価格の低迷も、最近では漸くOPEC諸国の減産合意により鎮静化しようとしています。

それで、直近のドル円相場が1ドル104円近くまで持ち直してきているわけなのです。



ですから、トルコ・リラ相場が回復するには、ドル円相場が円安になること、そのためには11月の米国大統領選の結果で混乱がおきないこと、12月に米国の利上げがなされることといった条件が整ってくる必要性があります。